地震後に外壁タイルが剥がれる?知らないと危ない建物管理の落とし穴

突然の地震、その後に訪れるのは建物外壁の“見えない危機”。
タイルの浮きや剥がれは一見分かりにくく、でも放置すれば命に関わる事故につながることもあります。
この記事では、外壁の浮き・剥がれの原因から、地震時のリスク、最新の点検・対策工法、そして実績まで詳しく解説します。
1.外壁の浮き・剥がれが進む原因と見えないリスク
建物の外壁タイルは、経年劣化や施工不良、さらには温度差や地震の揺れなどの影響で、接着力が低下し“浮き”の状態になります。
特に地震の際、浮いていたタイルが一気に剥がれ、落下事故につながるケースが多発しています。
普段は目立たなくても、地震をきっかけに一気に危険な状態へと進行するのが外壁タイルの怖いところです。

2.放置によって起こる5つのリスク
1.タイル落下による第三者被害
通行人や居住者にタイルが直撃する事故が全国で報告されています。
2.健康被害(アスベスト含有など)
古い建物では、タイル剥落時に有害物質が拡散するリスクも。
3.資産価値の低下
外観の劣化は資産価値の評価に直結します。
4.修繕費の高額化
浮きの段階で対処すれば低コストで済むものが、剥落後は足場組立や全面張り替えなどの高額工事に。
5.法的責任の発生
管理者の責任が問われ、損害賠償請求や訴訟リスクも。

3.具体的な解決策:剥落防止工法の種類と特徴
ピンニング工法
浮いたタイルにステンレスピンを差し込み、物理的に落下を防ぐ。
部分的補修に向く。
樹脂注入工法
隙間にエポキシ樹脂などを注入して密着力を回復させる。
施工が比較的簡易。
KFタイルホールド(剥落防止くん)
透明なガラス質樹脂を表面にコーティングすることで、タイルの落下を防止。
見た目を損なわず、施工後も美観を維持できる新しい工法。

4.他社と比較した強み:ドローン×赤外線診断の革新
従来の打診調査では、ゴンドラ設置や足場が必要で時間もコストも大きな負担でした。
しかし、剥落防止くんでは以下のような特徴があります。
- ドローンと赤外線カメラによる非接触診断
- 画像解析で浮き・剥がれを可視化
- 診断から提案・施工まで一括対応(ワンストップ)
- 必要な範囲だけをピンポイント補修
これにより、安全・迅速・低コストの外壁点検が可能になりました。

5.豊富な実績:施工事例の紹介
某マンションでは、外壁全体に赤外線調査を実施した結果、タイルの浮き箇所が60箇所以上発見されました。
そのうちKFタイルホールドを使用した箇所では、
- 施工から3年経過後も落下ゼロ
- 美観評価が向上し、管理組合の満足度も高評価
- 補修費用は従来工法の約60%に抑制

今なら無料でドローン外壁診断を実施中
地震が増えている今こそ、外壁の状態を見直すタイミングです。
剥落防止くんなら、調査~提案~施工までワンストップで対応可能。
今なら無料で外壁診断を実施していますので、お気軽にご相談ください。
※タイルホールドを伴わない、外壁診断のみのご依頼については有料にてお受け致します。

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